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コレステロールだって体に必要!
いくつになっても、卵は食卓の人気者。ラーメンやうどんのトッピングとしても卵は定番だし、居酒屋へ行けばやっぱり卵焼きをオーダーしたくなる。卵かけご飯だって、最近は「TKG」なんて呼び方が浸透するなど、ちょっとしたブームになっている。
しかし気になるのは、卵の食べ過ぎはコレステロールの過剰摂取につながる、と昔からよく耳にすること。実際、筆者も子どものころには、母親から「卵は1日1個まで!」と厳命されていたものだ。
「いえ、それは完全に誤った認識です。卵は必要なアミノ酸をバランスよく含んでいる食品ですから、毎日2~3個食べても問題ありません。そもそもコレステロールが体に悪いというのは迷信ですからね」
そう語るのは、『なるほど!食の新常識』(トランスワールドジャパン)の著者で、日本ホリスティックセラピストアカデミー校長の加藤雅俊先生だ。
「コレステロールは本来、私たちの体の細胞やホルモンの原料となる大切な成分です。健康に悪いとされるのは、血中で活性酸素と結びついた“悪玉コレステロール”で、これが溜まると血管の通りが妨げられ、くも膜下出血などの大病につながることもあります。ですから、活性酸素とコレステロールを出会わせないよう、野菜を多く摂るなどバランスの良い食事を心がけることが大切です」
それを踏まえてさえいれば、卵は理想的なバランスでアミノ酸を含んだ「完璧な食品」だと加藤先生は語る。
「肌や筋肉を作るには、タンパク質が不可欠。卵にはそのタンパク質を構成する20種類すべてのアミノ酸が含まれています。私たちは普段、摂取したタンパク質を体内でアミノ酸に分解して吸収しますが、とくに卵黄部分というのは、アミノ酸をそのまま摂ることができる数少ない食品なんです」
さらに卵黄には、腸内細菌を増やす栄養素・ビオチンが含まれており、健康維持にも体づくりにも卵はうってつけと加藤先生は解説する。これは卵好きにとってうれしい情報だ。
「卵を加熱するとアミノ酸が結合してタンパク質になってしまうので、できるだけアミノ酸のまま――つまり生で口にするのがオススメ。ただし、白身の部分に含まれているアビシンという酵素は、ビオチンの吸収を妨げる作用があるため、白身だけ加熱して食すのがベストです。つまり、半熟の目玉焼きやゆで卵こそ、卵の最高の食べ方といえるでしょう」

なるほど! 半熟卵はフリークが多いが、これは健康面でも理にかなった食べ方だったわけだ。毎日の食事の参考にしてほしい。


※コラムの内容は、フリーマガジンR25およびweb R25から一部抜粋したものです

 

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